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私、ボケたくございません。

齢50の声が近づき、今までお気楽に生きてきたことを考えると、将来、いや明日にでもボケる気がしてなりません。よし、散歩して、写真撮って、ブログすれば、大丈夫!・・・カモネ

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Mon. 23:36:15 -edit

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広角マクロの勧め 

※今回は偉そうに初心者の方に向けた記事にしました。
カカクでスレ立てしているシグマ150マクロの方からおいでになる方が、ここのところ相当数いらっしゃるようなので、たまには違ったマクロの世界でも紹介してみようかといった趣旨です。
いつもコメントいただく大先生・大師匠の皆さまから、「貴様ごときが何を偉そうに・・・」などと言う有り難いコメントをいただくのがちょっと怖い、なぁ(笑)



花や昆虫のマクロ撮影は楽しいですね。
なんと言っても、肉眼では見えない微細な構造を目の当たりにできることは、我々の知的好奇心をくすぐります。
ワタクシもそんなマクロ撮影が大好きです。

さて、マクロ撮影となると、マクロレンズが必要になります。
マクロレンズで得られる、解像度が高くひずみの無い画質は、小さな被写体を大きく写すためには必須です。

ところが、ずっとマクロレンズで大きく写すことを続けていると、最初は感動した写りにも食傷気味になることがあります。
マクロレンズのように撮影倍率が高いと、絞ってもボケが大きいため、どこで何を撮っても、いくら構図を工夫しても、結果的に同じような写真ばかりになってしまいます。

そこで、ワタクシがお勧めしたいのが「広角マクロ」です。


x_DSC1499.jpg
【飯田町】 SONY α900 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS / F16・1/160 / ISO200 / RAW


広角マクロでは、当然ながら広角レンズを使用するため、一般的なマクロレンズより広い範囲が写ります。
また、被写界深度が深いので、綺麗なボケを生かした作品作りはできません。
しかし、広角レンズならではの表現が、クローズアップに疲れたあなたの心に、静かな感動のさざ波を起こすのであります。なんちゃって。

ここでは、ワタクシなりの広角マクロの撮り方をご紹介しようと思います。
・・・などと、少々偉そうにいってみましたが、なに、たいしたことは無いことを、最初にお断りしておきます(笑)


ワタクシがよく使うレンズは、
 Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS
と言う、25mm F2.8のマニュアルレンズです。
いわゆる「コシナツァイス」ですが、街撮りなどのスナップでは色乗りの良さが際立つものの、取り立てて感動するほどの写りではありません。
ところが、こと広角マクロでは、破壊力抜群の働きを見せてくれます。

まず、最短撮影距離が約17cmと、滅法寄れるのです。
そのお陰で、焦点距離25mmでありながら、撮影倍率は驚きの約0.4倍。
このスペックは、世にはびこる「なんちゃってマクロレンズ」を軽~く凌駕しています。
このことがこのレンズの購入動機であったことは、言うまでもありません。


とりあえず、普通のマクロ撮影のように、花でも撮ってみましょうか。


x_DSC1511.jpg
【飯田町】 SONY α900 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS / F11・1/200 / ISO200 / RAW

あらららら。
もし、マクロレンズ-例えば100mmクラス-で同じように撮ったとしたら、画角が狭くなることにより、汚く写る土の部分は写りません。
また、背景は(善し悪しは別にして)比較にならないほどボケてしまいます。

当たり前のこととは言え、このことを再認識するのが、広角マクロを楽しむ第一歩。
「広角マクロ」は通常のマクロとは全くの別ジャンルと考えなければいけません。
それでは、どうしたら良いでしょうか。

まず、画角の広さを生かしたフレーミングをすること。
それはとりもなおさず、良く耳にする「引き算」のフレーミングではなく「足し算」を行うことです。
通常マクロが「花や昆虫などの生き物をクローズアップして、自然の神秘に振れること」だとすると、ワタクシが定義する広角マクロは、

 広角マクロ : 人々の営みと生き物の共生

なのであります、エヘン。
だとすると(お願いだから、だとして下さいね!)、我々人間の営みが画面に入っていなければならないわけで、まぁ、端的に言ってしまえば、人工物を画面に入れるのが一番わかりやすい写真になります。


x_DSC1527.jpg
【飯田町】 SONY α900 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS / F16・1/200 / ISO200 / RAW

x_DSC1538.jpg
【八坂北】 SONY α900 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS / F11・1/160 / ISO200 / RAW

x_DSC1484.jpg
【高橋1丁目】 SONY α900 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS / F16・1/160 / ISO200 / RAW

x_DSC1502.jpg
【八坂北】 SONY α900 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS / F8・1/250 / ISO200 / RAW


最後の写真は傾いているでしょ?
実はこれ、わざとです。(ホントだってば!、笑)

水平をきちんと取った写真(広角レンズではとても難しい)は、人間が中心になります。
つまり、「我々の生活の中に入ってきた花」といった感じでしょうか。
一方最後の写真のように、花が落ち着くアングルにすると、画面が傾いてしまう場合があります。
この場合は花が中心で、「花の世界の中に人間がやってきた」もしくは、「花が人間社会を憂いている」と言うメッセージになると思います。いや、思い込んでいます(笑)
ま、伝わるかどうかは別にして、こういった表現も面白いのではないかと。


ところで、撮りたい被写体の背景に人工物が無い場合も当然あります。
そのような場合は、とりあえず「空」を入れてください
面積的には大きくなくても良いのです。とにかく「空」が入らないと臨場感が無くなり、締まらない写真になってしまいます。
また、我々は空が広大なことが分かっていますから、空を入れることにより遠近感が増大するという効果もあるのではないかと思っています。


x_DSC1810.jpg
【八坂北】 SONY α900 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS / F11・1/200 / ISO200 / RAW

x_DSC1585.jpg
【八坂北】 SONY α900 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS / F16・1/160 / ISO800 / RAW ※少しだけトリミング

x_DSC2043.jpg
【八坂西町】 SONY α900 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS / F5.6・1/125 / ISO100 / RAW


上の写真のように、空に雲があると最高ですね。
それと、山肌を少しだけ入れたのも、遠近感を出すためなのですよ、いや~ん(爆)


また、時にはフラッシュを併用することによって、下の写真のような、よりシャープでパンチの効いた写真を撮ることも出来ます。


x_DSC1465.jpg
【高橋1丁目】 SONY α900 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS / F16・1/250 / ISO200 / SIGMA ELECTRONIC FLASH MACRO EM-140 DG / RAW


広角マクロでフラッシュを使うときは、背景の露出を1段~2段ほどアンダーで撮ると、少し怪しくて現実離れした雰囲気になります。
海野和男先生お得意の描写ですね!


x_DSC1816.jpg
【八坂東】 SONY α900 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS / F16・1/200 / ISO200 / SIGMA ELECTRONIC FLASH MACRO EM-140 DG / RAW

x_DSC2013.jpg
【八坂東】 SONY α900 / Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZS / F16・1/100 / ISO100 / SIGMA ELECTRONIC FLASH MACRO EM-140 DG / RAW


いかがでしょうか。
この湿り気を帯びた南国を想起させる描写は、蝶や昆虫などの被写体にピッタリだと思います。



最後に、広角マクロでの絞り値についてですが、ここで問題を一つ。
 「広角レンズは被写界深度が深いので、MFでのピント合わせは楽である」と言うのは本当か

撮影条件にも依るので一概には言い切れませんが、答えはNO
広角レンズでのピント合わせは、非常にシビアなのです。

確かに広角レンズの被写界深度は深いです。
例えば、焦点距離が25mmのレンズで撮影距離が30cmだとすると、F2.8でも2.7cmの被写界深度があります。
これが100mmマクロとなると、被写界深度はわずか2mm。ワタクシが常用している150mmマクロだと、わずか1mmしかありません。
じゃあ、もしワタクシが、MFでバチピンを得る自信は広角とマクロのどちらが上か、と問われたら、迷うこと無くマクロレンズと答えます(本当はどちらも自信無いけれど、笑)
それ程、広角レンズのMFは難しいのです。

その理由は、「ピントの山が全く掴めない」から。
特に、花のようなコントラストが低い被写体は、もう秋だというのに滴り落ちる汗を拭いながら何度もトライしてやっと物に出来るレベル、なのですよ。
こればっかりは、α900の優秀なファインダを持ってしてもダメ。EVFの方がはるかに合焦させやすいでしょうね。

今回使用したレンズはSONYのAマウント用ではないので、絞り込み測光になってしまいます。
本来は、開放絞りでピントを合わせてから絞り込んで撮影する、というのが正しい使い方だと思うのですが、風があったり蝶などゆっくりしてくれない被写体を絞り込んで撮る場合、悠長に絞りリングのクリックを数えながら回すことなどできません。
ところが、最初から絞り込んで撮ろうとすると、ファインダが暗くてピント合わせが格段に難しくなります。
そこで、昆虫を捕った最後の3枚は、ピント位置をあらかじめ20cmとか30cmに合わせておき、カメラごと両手を伸ばしながらノーファインダで撮っています。

このレンズは、α900と組み合わせた広角マクロ撮影で随分と使い込んでいますから、レンズ先端からの被写体までの距離感覚にはそこそこ自信があります。撮影距離を30cmに固定して、血の滲むような修練を繰り返した結果(ウソ)、8割方はピントを合わせられます。
ただし、F11まで絞ることが条件です。

撮影距離30cmでF11まで絞り込んだ場合の被写界深度は約11cm。この範囲内になら納める自信がそこそこある、逆に言うと、10cm以上の誤差がどうしても出てしまうと言うことです。

「10cmもあれば楽勝だ!」と思ったあなた。
一度フィールドに出て、カメラを両手で掴んで前に出しながらやってみてください。
思いの外難しいのですよ~。

前述したとおり、広角レンズのピント合わせはファインダでも難しいので、絞って撮るのが正解。
もちろん、AFレンズはこの限りではありませんが、ワタクシはAFが効く広角レンズをもっていませんから。


・・・ん?
そう言えば、TOKINAの古い19-35mmズームを持っていたっけ。
最近見ないけれど、どこに行ったのかしら・・・(爆)
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2012年10月22日| Comments(2)Trackbacks(0)

テーマ: 花・植物 - ジャンル: 写真

タグ: α900  M42レンズ 

カテゴリ: 路傍の花

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この記事に対するコメント
あぁ !
見るんじゃなかった。。。
なんと魅惑的なマクロでしょう !
特に後の5枚ほどは、ゾクゾクしましたよ !!
正直、言うと、今一番欲しいレンズが、このレンズです。
画角から言っても、このレンズはフルサイズと4/3の手持ちレンズの不足を満たします。

これ以上松レンズも処分できないし。。。
SP300でも処分しようかなぁ〜 !
Zeissも良いのですが、Noctonのマイクロ専用、17.5mmF0.95も欲しいレンズの一つです。
これからジックリ品定めをして導入していきたいと思います。
とりあえず、今はこれ以上投資ができません(汗
URL | フォトン #- | 編集
2012.10.23 00:03
Re:あぁ !
フォトンさん、こんばんは。

旦那ぁ~、良いレンズありまっせ。
シグマの「15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE」ってヤツなんですけどね、こいつは15cmまで寄れて、撮影倍率が0.38なんですよぉ。
フルサイズでも被写界深度が極端に深いので、ピンぼけが少ないでっせ~。
まぁその分寄らなくちゃなりませんけどね・・・

そこで、4/3に付けるとどうなるか、へへへ。
被写界深度はそのままで、30mmの0.76倍!
こりゃもう、なかなかそそるスペックでっしゃろ~。

アッシは近いうちに買いまっせぇ。
URL | いなきち #3obCviS2 | 編集
2012.10.24 00:05

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