FC2ブログ

私、ボケたくございません。

齢50の声が近づき、今までお気楽に生きてきたことを考えると、将来、いや明日にでもボケる気がしてなりません。よし、散歩して、写真撮って、ブログすれば、大丈夫!・・・カモネ

Sun. 22:15:47 -edit

11

21

ネガのこと 

ネガで写真を撮っていると、なかなか思い通りの写真にならなくて、悩むことがよくあります。
これは多分、デジタルで撮った写真を基準としているからだと気づきました。
決してネガの写りが悪い訳ではなく、ある意味、デジタルの写りが素晴らしいからだと思うのです。

「デジタルの写りが素晴らしい」と書いたものの、本当に「素晴らしい」かは我ながら疑問が残ります。
「ソリッド」という形容詞が似合うデジタル画質は、良くも悪くも現代風。
一方ネガの画質は、「汗」や「息」や「ほこり」など、生活の息吹を感じさせるのだと、私には思えます。


20101121-SUP400-010.jpg
【真砂町】 ZEISS IKON / Carl Zeiss C Biogon T*2.8/35 ZM / FUJI SUPERIA PREMIUM 400

どんな人工物でも、いや、人工物だからこそ、それを作った人の汗が染みこんでいるはず。
夕闇迫る壁面に、その汗が浮かんで見えるのです。。。な~んちゃって、んな訳ないわな(笑)
こりゃ壁面が汚れているだけですわ。


20101121-SUP400-009.jpg
【真砂町】 ZEISS IKON / Carl Zeiss C Biogon T*2.8/35 ZM / FUJI SUPERIA PREMIUM 400

ご主人の帰りを待つ自転車達。
何となくもの悲しい一幕でした。

にしても、ミックス光の調整は大変だなぁ。
レイヤーマスクを作らないと無理でしょうね。。。メンドクサイからやってないけど(笑)
よくよく考えれば、昔ながらの手法では、色フィルタを部分的にかけていたはず。
結局、PCに取り込んむ現代のデジタルスタイルになっても、手法的には変わっていないのですね。


20101121-SUP400-024.jpg
【江尻町】 ZEISS IKON / Carl Zeiss C Biogon T*2.8/35 ZM / FUJI SUPERIA PREMIUM 400

左側の穴になっている部分、実は看板が隠れています。周りの生け垣が増え過ぎちゃったんですね。
家人はこれで良しとしているのでしょう。大らかさがステキです。

デジタル手法では、彩度を抜くのが簡単にできるのは○ですね。


20101121-SUP400-021.jpg
【東大曲町】 ZEISS IKON / Carl Zeiss C Biogon T*2.8/35 ZM / FUJI SUPERIA PREMIUM 400

ネガ、特にISO400では、あまり自然な物を撮っても質感が出にくいと感じます。立体感がないのです。
ただし、階調の豊かさは特筆ものですね。
この写真など、デジタルではダイナミックレンジ拡張機能を使わないと無理かも知れません。


20101121-SUP400-026.jpg
【入江1丁目】 ZEISS IKON / Carl Zeiss C Biogon T*2.8/35 ZM / FUJI SUPERIA PREMIUM 400

ISO400のネガをPCに取り込んで後処理をする時は、基本的に彩度を上げてはいけません。
階調の豊かさが崩れるからです。
彩度を上げて鮮やかさを出したい時は、コントラストを高めに調整します。それでもダメなら暗部を落とします。

明るい部分の彩度を上げたい時はどうするか?
「諦める」のが正しい道なので~す(マジ)
彩度に係わらず、一般的に明部をいじると、粒状感が必要以上に目立ってしまい、画が荒れてしまいます。
どうしても調整したければ、スキャニングの段階で彩度を上げるしか無いのだと、私は結論づけています。


20101121-SUP400-023.jpg
【真砂町】 ZEISS IKON / Carl Zeiss C Biogon T*2.8/35 ZM / FUJI SUPERIA PREMIUM 400

かなり強い斜光の中、見事な階調の広さです。ハイライト、シャドーとも、まだまだ余裕が見られます。
ちょっとピントが甘かったせいか、あまりシャープさは感じないのが残念です。


ネガをデジタル運用する肝は、「色補正」と「階調保持」。

色補正については、やりすぎると中庸になってしまい、フィルムの味を殺してしまいます。
ワタクシなんて、正にこの典型。ついつい色かぶりが気になっちゃって、やり過ぎてしまいます。

階調保持については、ヒストグラムの両端一杯に階調を伸ばしてしまうと、人間の目には奇異に映る場合もあります。元々の階調が広すぎるのですね、きっと。
中間調を上手に調整することで、違和感をなくせます。
スポンサーサイト




この記事にコメントする

2010年11月21日| Comments(4)Trackbacks(0)

テーマ: 銀塩写真 - ジャンル: 写真

タグ: ZeissIkon  Zeissレンズ 

カテゴリ: 銀塩魂

△page top

この記事に対するコメント
ネガ
確かに銀塩写真を見る時、デジタルを基準に評価していますね !
デジタルの色乗りが良過ぎるのか。。。
デジタルに慣らされてしまったのか。。。
特にネガの場合、彩度が低過ぎて、デジタル化した時に違和感を感じます。
最近は殆どネガで撮っておりません。
その点、ポジは色乗りがデジタルに近く、違和感が無いですね !!

昨日、久しぶりにF-5で紅葉を撮影してきました。
36枚撮り一本勝負です。
あれだけレンズを集めたのに、使っているレンズは数本です(笑)
URL | フォトン #- | 編集
2010.11.22 22:53
No title
おはようございます。

いなきちさんのネガ講義、とても勉強になりました。
5枚目の写真は凄いですね。さすがです。
URL | もんじゃ #/g.OSB7E | 編集
2010.11.23 07:20
フォトンさんへ
こんばんは!

やっぱり「秋」を撮るなら、ポジが良いですねぇ。
私も先日、買い溜めしてあったポジを消化すべく、出かけてきました。まだ現像出してませんが(笑)

ただ、紅葉などをポジで撮ると、彩度が強く出過ぎちゃうのが恐いので、なるべく彩度が低いタイプを選んだ方が良いかもしれませんね。
URL | いなきち #- | 編集
2010.11.23 18:30
もんじゃ焼きさんへ
こんばんは!

講義などとんでもない!戯れ言でございますので、本気になさらぬようお願い致します(笑)
ネガも調整次第で何とかなる場合もありますが、やはりポジで撮ったほうが後処理が楽です。
でも、撮る時に面倒くさくて・・・(爆)
URL | いなきち #- | 編集
2010.11.23 18:32

△page top

コメントの投稿
Secret

△page top

トラックバック
トラックバックURL
→http://minarai39.blog112.fc2.com/tb.php/212-c78b040f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△page top

プロフィール

カレンダー

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード